A-YARN EIGHT INDIGO 育成日記

 

 

 

A-YARN代表の福井さんと

初めてお話しした時

バキバキの色落ちが

好みではないというお話を聞きました

僕自身も同じ意見で

もちろん漢くさい迫力のある

色落ちも魅力的なんだけど

別にそれだけが至高というわけではなくて

A-YARNのドレッシーだけど

ラギットな一面がある

デニムも最高に魅力的に感じます

当店のアイテムもそうしたテイストの

ピックアップをしているので

A-YARNと出会った時

本当にピースとピースが

ハマった感覚になったんですよね

洗練と野暮・柔軟と剛健

冷静と情熱・少年と紳士

相反する愛おしいもの全部受け入れて

もっともっと自由にデニム履きましょう

 

という事で今回は当店でお取り扱いしている

A-YARNのもう一つの定番アイテム

EIGHT DENIMの育成日記をご紹介致します

FIVEと並行して僕が育てている

デニムパンツです

 

新品状態のEIGHT

トルコ産の13.5oz生地

FIVEよりも少し厚みのある生地感

こちらもインディゴの色味が本当に美しいです

FIVEと比べると青みが少し強い印象です

EIGHTはタックが入るのと

アシンメトリーな

ポケットデザインが特徴的です

アタリや色落ちもユニークな出方をして

育てるのが楽しい1品です

個人的にこのアシンメトリーデザインが

かなり気に入ってるんですよね

うちのお店の古着も

アシンメトリーなデザインばっかりですしね笑

EIGHTはワイドシルエットで

リラックスした履き心地です

 

 

 

 

【履き始め】

A-YARNの事務所でご商談の際に

購入させて頂き5月の中旬頃から

履き始めました

イギリス軍のアーミーカーゴパンツを

ベースに作られた

左右非対称なポケットや

ステッチ幅のデザイン性の高い1品

生地洗いしているので柔らかさと

重量感が両立しています

FIVEの内に秘められたA-YARNの

クラフトマンシップマインドが少し溢れて

視覚化されたようなデニム

それがこのEIGHTだと僕は考えます

僕の持っているFIVE と比べると

洗濯頻度はやや少なめです

ラギットな雰囲気があるからか

何故かこいつは少しいじめたくなります

とはいえ履き始めて1ヶ月半ほどで夏になり

汗をたっぷりかいてしまった日に

初洗いしました

洗濯機で一般的な洗剤で洗いました

その後真夏日は中々履くのが厳しく

秋になるまでは週1-2回ペースで

履いておりました

洗濯回数は10回ほどです

そしてこちらが履き込み開始から

5ヶ月経過したEIGHT INDIGOです

 

 

 

 

 

【5ヶ月経過のEIGHT】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前回ご紹介したFIVEよりも

履いた回数や洗濯回数が少ないので

変化はわかりにくいですが

色は青みが強くなってきました

タック部分もやや色が削れています

 

 

 

 

右が新品のEIGHT

 

 

 

 

 

 

 

 

 

新品と比べるとインディゴの

明るさが増しているのがわかります

 

 

 

 

【裾部分】

 

 

今の所1番経年変化が見られるのが

裾部分です

EIGHTは裾裏に綿テープの

靴ずれが貼られています

ロールアップすることでコントラストの

効いたデザインを楽しむことができます

このテープが自重で落ちて

裾の溜まる感じが出るという仕組みです

 

 

 

 

個人的にはこの綿テープと

シングルステッチの間が

唸ってポコポコとパッカリングしているのが

かなり面白くて好きなポイントです

自転車通勤なのでステッチが

ほつれてきてますね

 

 

 

【各ポケット部分】

 

 

 

 

 

EIGHTの顔とも言える2つのポケット

どちらのパッチポケットも縁部分の

色が削れてきているのがわかります

僕はいつも大きい方のポケットに

iPhoneを入れていて

小さい方のポケットに鍵を入れています

このアクセスしやすいポケットたちが

本当に利便性が高くて

仕事の日についつい履いてしまいます

 

 

 

【ウォルデスジッパー】

 

 

EIGHTの隠れた魅力の1つが

この日本製ウォルデスジッパー

1930年代から1950年代頃の

ヴィンテージアイテムでも

よく使われているこのジッパーは

1時間に数メートルしか織れない

コットン100%のテープが使用されています

普段使いにおいては恐らく

ほつれたり破れたりしません

ジッパーはエレメントが

メッキ加工されているので

ここの経年変化も個人的に楽しみの1つです

 

 

 

肌寒くなってきたので

よりEIGHTが履きやすくなりました

お客さんの間でもオリジナリティのある

デザイン性の高いEIGHTも

FIVEと同じく高評価して頂いています

FIVEとEIGHTそれぞれの良さを知って

楽しく履き込んで頂けたらと思います

どちらのデニムもまた数ヶ月後に

育成日記を書こうと思います

店頭でも詳しくご紹介させて頂きますので

A-YARNを少しでも気になって下さった方は

是非ご試着下さいませ

 

 

↓FIVEの育成日記も是非ご覧下さい↓

http://think-furugiya.com/2023/10/18/a-yarn-five-indigo育成日記/

 

 

 

 

 

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